NPO法人プラス・アーツ
〈防災〉に対してアートができること
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総合セッション
「なぜ、いまアートなの? アートの力、アートの社会的価値を考える」
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総合セッション
※「舞台は高級クリニック、パネリストは著名なカウンセラー」という設定で行われた総合セッションは、分科会企画運営団体の代表者が、フォーラム応募の動機となった問題意識や参加者と共有したい課題、分科会実施後の思い等を2分程度でプレゼンし、パネリストが感想やアドバイスを述べるという内容。なお、代表者は「分科会実施前の問題意識」も事前に“カウンセラー”に提出している。
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総合セッションでの分科会代表者の質問内容
タイトルを、防災に対して「アート」が何ができるかと銘打ったが、「アート」という言葉の持つ意味そのものがすっきりしない。「アートが」と言うよりも「アーティストが」という方が正確に思える場合もある。もっと真摯に詳しく、どんなアートなのかアーティストなのか、「“アート的な考え方やアートそのものもつパワー”は何ができるのか」、説明したほうがいいのではないか。つまり、一言で「アート」と呼ぶことに違和感を感じる。もっと明確に、言葉のもつ意味を規定した方がすっきりする気もするし、今後のアートの展開にもいい効果をもたらす気がする。「アートが」なのか「アートで」なのかも気になる。アートという言葉をまったく使わないほうがよいということではないが、言葉の問題が意外に整理されていない気がしてならない。このようなことについてどうお考えか?
(NPO法人プラス・アーツ理事長 永田宏和)
映像記録
レポート
当日の様子
会場には子ども達がイメージする地震の絵や、KOSUGE1-16の作品「コスゲファミリー9男9女(救難救助)」、応募で集まったアートプログラムの企画書がびっしりと展示された。会場が「体育館」ということもあり、マットなどを使い、避難所という想定で会場演出が行なわれた。
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会場の様子 |
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会場の様子 |
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参加者に配った非常食(リッツとドロップと水を紙食器で) |
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会場の様子 |
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木須久貴さんによる神戸防災体操 |
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木須久貴さんによる神戸防災体操2 |
当日、参加者には非常食である「リッツ」と「ドロップ」が新聞紙で作った食器で配られ、併せて災害時に貴重な存在となる「水」も配られた。
セッションの本番では最初に、木須久貴氏による「神戸防災体操」が行なわれた。2人1組になって行われるこの体操は、参加者の緊張をほぐし、知らない人同士のコミュニケーションのきっかけにもなる。その後、防災とアートを取り入れたプログラム、藤浩志の「イザ!カエルキャラバン!」やKOSUGE1-16の「コスゲファミリー9男9女(救難救助)」の紹介も行なわれた。
セッション中盤には、事前に募集していた防災訓練アートプログラムが紹介され、各プログラム案に対してパネラー陣の質問や意見が発表された。
その後、防災に対してアートで何ができるか、アートの持つ可能性が具体的に話し合われた。
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企画に応募した方のプログラム紹介 |
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パネラー陣 |
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参加者 |
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パネラー陣2 |
「イザ!カエルキャラバン!2007」実施プログラム募集企画 HP
画像をクリックするとホームページ( http://www.plus-arts.net/workshopcompe/ )にとびます。
文責 : NPO法人プラス・アーツ 小原由起子
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