ボランティア
「トヨタ芸術環境KAIZENプロジェクト」公開プレゼンテーション大会(最終選考会)は、16名の運営ボランティアスタッフの協力を得て開催されました。運営を細やかに支えるボランティアスタッフに、プレゼンテーション団体からは感謝の言葉が、来場者アンケートには称賛とねぎらいの書き込みがありました。運営ボランティアの皆さん、ありがとうございました!
公開プレゼンテーション大会運営ボランティア
募集・事前ミーティング
- 2008年6月初旬、KAIZEN公式サイトにて、公開プレゼンテーション大会運営ボランティアスタッフの募集を開始。多様なバックグラウンドの方々から応募がありました。「トヨタ・アートマネジメントフォーラム2007」のボランティアさんからの再応募もあり、事務局にとって励みになりました。
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応募の動機はさまざまで、「アートマネジメントの現場を体験したい」「企業のメセナ活動に興味がある」「KAIZENプロジェクトのテーマに関心がある」「公開プレゼン大会に参加希望だったが、同じ参加ならオーディエンスより運営する側として関わりたい」「仕事にいかしたい」「自分のキャリアが当日の運営にいかせると思ったから」などがありました。
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7月3日(木)の19時から、トヨタ自動車東京本社にて「事前ミーティング」を実施。顔あわせ、本番当日の役割分担、会場の下見を行いました。「受付班」「会場班」「接遇班」「交流会班」のいずれかに立候補いただき、さらなる役割分担は各グループごとに話し合いで決定。初顔合わせでしたが、皆さんの自主的かつスムーズな運びに、本番を控えた事務局一同、心強く思いました。
公開プレゼンテーション大会当日
朝10時半に会場入り。各グループの班長(トヨタスタッフ)とともに、シフトを調整しながら、開場までの準備、本番、交流会、後片付けと、長丁場の一日を支えてくださいました。
活動内容
受付、会場案内、出演者接遇、交流会(TAROのノンアルコールBAR)運営アシスタントほか
受付
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来場者誘導
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オーディエンス投票用紙回収
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投票用紙を集計場所へ!
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TAROさんと交流会の準備
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ノンアルコールカクテル8種製作中
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アンケート回収
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お客様にカクテル提供
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運営ボランティアのコメント
ボランティアスタッフの皆さんより、後日、以下のような感想やご意見をいただきました。
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スタッフの側で参加して得るものがさまざまに多かった。プレゼン者・審査員が活発かつユニークに発言し合える場になっており、大変おもしろく興味深い会だったと感じる。アートに携わる側、マネジメントを考える側、一般オーディエンスの三者が集まる機会もなかなかないので、今回の会が成功したのは喜ばしい限り。今後とも画期的なイベントや催し・企画を期待している。また機会があえばぜひ協力させていただきたい。
- ボランティアに支えていただくイベントを多く抱える会社の一員として、大変学ぶところが多かった。
- 当日の提案の内容を含め、いろいろと勉強させていただきありがとうございました。このプロジェクトは本当にいい企画だと思う。今回助成を得たみなさんが改善を成し遂げ、その知を共有し日本のアートシーンが盛り上がっていき、いずれ改善するものがなくなれば、ミッション達成ですね。
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はじめてのボランティア、はじめてのアートマネジメントとの関わりだったが、とても楽しく貴重な体験ができた。ワークライフバランスが提唱され、仕事にも、それ以外のライフでも創造性が求められる今だからこそ、アートが果たせる役割も大きいと感じる。KAIZENプロジェクトで、これからのアートのあり方をこんなにも考えている人がいると知り、自分自身はどのようにアートと関わっていきたいのかを考えるよいきっかけになった。
- はじめてのボランティアだったが、予想以上に充実した経験ができた。アートマネジメントや企業メセナは、今後も芸術の分野で重要な役割を果たすと思う。美術大学で学習している関係者の一員として、なにかしら関われるようになりたい。
- 今までは「アートマネジメントについて知らなくちゃ」という気持ちばかりが強かったが、実際に現場を見て、出場者のプレゼンテーションを聞いて、「何かしたい」というアウトプットの気持ちが湧いてきた。まだまだ勉強不足だが、この経験をぜひ次にいかしていきたい。
- 将来アート関係の仕事に就きたいと思いつつも年齢的に今から志すのは無理かなと弱気になっていたが、ボランティアの皆さんから励まされ、体験談を伺ううちに「そんなことないんだ!」と勇気が涌いた。模索の日々は続きそうではあるが、気持ちに勢いがついた。
- 普段とは異なる人々、異なる考え方や視点、さまざまな言葉が飛び交う、とても貴重な場に立ち会わせていただき、裏の仕事も含めてよい刺激となった。いつもと違う環境に身を置き、違う人の話を伺うだけでいろいろなアイディアが浮かんでくる。アートをどうマネジメントするかとか、アート環境の改善とか、そういうことも大切だが、それは実は「てにをは」に過ぎなくて、つまるところ、人々の「生活改善」をどう提示し、実行していけるかではないだろうかと思った。
Special thanks! Volunteer Staff
岩野里美/植木宏/加瀬武守/切明かおる/小酒ちひろ/佐野由有/JOU/瀧上華/寺島千絵/南郷江未子/松住優子/松本宏美/水谷雄治/三田真由美/宮本佳月/森井佳代
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