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採択企画レポート

団体名

芸術団体のためのファンドレイジング・アクション・コミティー (FACA:Fundraising Action Committee for the Arts)
メンバー:伊藤美歩、岩本直子、内藤るみ

企画名

芸術団体のための「ファンドレイジング・オペレーション・ハンドブック 〜個人寄付開拓編〜」
作成・発行および関連企画

詳細

第3回レポート (2009年4月15日)

現状報告

昨年12月1日にハンドブックの草稿へのフィードバックをいただく意見交換会を開催し、その場で参加者の皆様からたくさんのご意見やアドバイスをいただいたことは前回のレポートで報告させていただきました。いただいたご意見をできるだけ反映させるべく、1月から修正・加筆の作業を行ってきました。読者の皆さんにとって読みやすく、実行に移しやすいものにするにはどうしたらよいのかということを第一に考えているのですが、まだまだいろいろな部分で模索が続いています。

このハンドブックの中ではできるだけ多くの日本の芸術団体におけるファンドレイジング取り組み事例も取り入れていきたいと思っています。もし、おもしろい取り組みをご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひメールにて以下にご連絡ください!

▼ネットTAM運営事務局宛   (件名「ファンドレイジング取り組み事例」)


ワークショップ内容の変更について

もともとの計画では、ハンドブック完了後に講師を立ててワークショップを行うということにしていましたが、実際にハンドブックの中身についていろいろと考えた結果、団体によってこのハンドブックの使い方や応用の仕方にはかなりの幅がでてくると思われるため、ハンドブックの内容をワークショップに仕立てるというのはなかなか難しいものがあるという結論にたどりつきました。

代案として、

  • 自身の団体の個人向けファンドレイジング活動を持ちよる
  • ハンドブックを「ネタ」にディスカッション
  • ネットワーキングイベント的な要素を持つ

というような会を開催することを考えています。

参加される方々にとって、ハンドブックを最初に見られるということ(!)、さまざまな芸術団体で同様の仕事をしている人たちと、日頃考えていることや悩んでいることを共有でき、またそのネットワークに参加できる、というような点で、役立つイベントになればいいなと思っています。


今後のスケジュール

  ハンドブック ワークショップ(仮称)
4月
5月
  • 資料集め、加筆・修正
  • デザイン・編集
  • ワークショップ日付決定
  • 内容つめる
  • 参加者への参加呼びかけ配信
6月
  • 最終仕上げ
  • ハンドブック完成6月中旬
  • ワークショップ準備
  • 最終ネタあわせ
7月
  • トヨタ芸術環境KAIZENプロジェクトWEBにハンドブックをアップ
  • 最終報告書提出
  • ワークショップ開催

■FACA プロフィール:
「トヨタ芸術環境KAIZENプロジェクト」への助成申請を機に芸術団体のファンドレイジング活動を積極的に推し進める一助となるべく設立。メンバーそれぞれが日本およびアメリカの芸術団体で働いた経験を持つ。また、芸術団体の抜本的な経営体制および手法等に対し高い問題意識を持ちながらその現実的かつ有効な解決策を模索する活動、研究を各人のエリアで現在も行っている。