g^|p‹KAIZENvO
HOME
vWFNg|
Tv
Jv[e[V
ڍ׏
vO
{eBA
R
tHgM[
f
̑惌|[g
FACA
FPAP
RL
KAIZEN
pubNRg
Rg̕Wɂ‚
|EQ
KAIZENuO

パブリックコメント

投稿番号:35 企画名 第18回映画祭TAMA CINEMA FORUM コンペティション部門
(第9回TAMA NEW WAVEコンペティション)

応募動機・現在抱えている課題
提案する企画を通じて改善したいアートマネジメント環境の基盤など

日本映画界に新風を送り込む新しい才能の発見と若手映像作家の育成を目的とするコンペティションの運営は、財政的にはかなり厳しいものがある。一般の作品でも、ある一定の入場者を確保するのには大変な苦労はあるが、若手作家の未公開作品で採算に見合うだけの入場者数を確保するのは困難である。また、若手作家の支援にはある一定額の賞金も必要となるが、現在の公的助成金ではその支援のための賞金等は運営費としては認められていない。このことにより、コンペティションを継続的に開催するためには実行委員会の独自の資金確保が必要となるが、市民活動としての実行委員の持ち出しにも限度があり、民間の助成団体や企業協賛等の支援をどうしても必要とする。しかし、今後はこのコンペティションを盛り上げる中で、団体や企業の支援だけではなく、市民や映画愛好者なの個々人の支援を広く呼びかける必要があるが、その環境を整える期間としてこの助成の応募をする。

趣旨・重点テーマ
目標、なぜ今この企画の実現が必要なのか等

日本映画界に新風を送り込む新しい才能を発見し、TAMAより広く発信することを目的として若手映像作家の発掘と育成のためにTAMA NEW WAVEというコンペティションを開催する。この企画は「第18回映画祭TAMA CINEMA  FORUM」の中の一つの企画として行うものである。コンペティションにノミネートされた作家の配給会社・映画館への紹介及び劇場公開の宣伝・広報活動の援助、当実行委員会が主催する独自の特別上映会などによる支援を行なう。そして、この作家の新作を映画祭に招待するという流れを形成して、より多くの作家を映画祭から世に送り出していく。若手作家の登竜門として期待される理由は、日本各地の映画祭などでは様々なコンペティションが行われているが、そのほとんどが29分以下或いは15分以下といったような短編のものばかりである。30分以上の長編ものはぴあ主催のPFFとこの映画祭のTAMA NEW WAVEコンペティションだけなので、長編作品を制作している若手作家からは大きな期待が寄せられている。

内容
プロジェクトの具体的な最終形態

2008年6月より一般公募を開始する。10月にTAMA映画フォーラム実行委員会内で予備審査を行いノミネート作品を決定し、ホームページ等で発表する。その後第18回映画祭TAMA CINEMA FORUMの期間中にノミネート作品を上映して本審査を行う。映画祭当日の一般審査員とTAMA映画フォーラム実行委員会の審査結果に基づき、グランプリ及び特別賞等の受賞作品を決定する。その間にノミネート作家の座談会を行い、作品意図等を会場の参加者ともに語り合い、次年度の制作意欲を引き出していく。最後に授賞式を行う。

審査基準については、作家としての自己表現を尊重するとともに、中篇・長編として観客を意識した映画作りを行っているかどうかを評価する。従って、ストーリー構成力、キャラクター造形力、映像としての表現力に重点をおいて審査する。

応募要件は、2007年8月以降の日本国内で製作完成した30分以上100分以下の作品であり、劇場公開作品が3本以下の監督作品であること。2008年11月末時点で劇場未公開作品であり、ビデオが市販されていないこととし、プロ・アマは問わない。

最終的には若手作家の登竜門としてこのコンペティションを日本の映画界に位置づけられるようにしていきたい。さらに、映画祭(コンペティション)→劇場公開→映画祭招待、というサイクルにより、映画を作る人、観る人、上映する人が一同に会する広場、まさに「FORUM」を創りあげていきたい。

今までの具体的成果を挙げれば、3年前には第3回のノミネート作家の山岡大祐監督に映画祭CM作品の製作を依頼し、そのロングバージョン『みかとせいじゅん』が各地の映画祭で取り上げられ、高い評価を博した。また、第3回のビデオ部門グランプリ作家の佐藤圭作監督の国際映画祭への出品、第6回の高橋陽一郎賞受賞作品「恋鎖」(西條雅俊監督)の一般劇場公開の実現等など少しずつではあるが、コンペティションの成果が現れつつあるので、今後も継続して若手作家の支援をしていきたい。

実現までのスケジュール
最長一年を目処

08年
7月 実行委員会内一次審査開始
8月 映画祭企画の立案
9月 実行員会内二次審査
10月 実行員会内二次審査
11月 映画祭開催及び映画祭コンペティション部門でのグランプリ等決定
12月 映画祭(含むコンペティション)の収支
09年
1月 映画祭(含むコンペティション)の報告
2月 映画祭(含むコンペティション)の報告
3月 映画祭(含むコンペティション)の報告
4月 映画祭(含むコンペティション)の報告
5月 映画祭(含むコンペティション)の報告
6月 特別上映会等の実施