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津村卓(つむら たかし)[財]地域創造プロデューサー
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1956年大阪市内で生まれる。情報誌プレイガイドジャーナル社の企画を担当し、その後フリーに。1984年大阪ガスが母体となる扇町ミュージアムスクエアを企画し、開館後プロデューサーとなる。1987年兵庫県伊丹市において伊丹市立演劇ホール(AI HALL)を企画し、開館後プロデューサーとなる。その後多くのイベントを企画製作し、1995年より財団法人地域創造プロデューサー。1997年より滋賀県立びわ湖ホール演劇プロデューサー(2002年よりアドバイザー)。2001年より2003年開館予定の北九州芸術劇場プロデューサー。
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古井戸秀夫(ふるいど ひでお) 早稲田大学教授 第一文学部演劇映像専修、第二文学部表現・芸術系専修
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1951年、東京都生まれ。早稲田大学文学部演劇課卒業。現在、同文学部教授として歌舞伎、日本舞踊の研究に従事する。1999年度より、早稲田大学第二文学部表現・芸術系専修に「劇場コース」を設置し、地域の劇場を運営する「劇場人」の養成に取り組んでいる。著書に、『歌舞伎—問いかけの文学』(ぺりかん社)、『新版舞踊手帖』(新書館)、『歌舞伎入門』(岩波ジュニア新書)、『歌舞伎』(新潮古典文学アルバム)などの他、共編著に早稲田大学講義録『劇場』がある。
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市村作知雄(いちむら さちお)TAM運営委員、東京国際芸術祭ディレクター
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1983年、ダンスグループ山海塾事務局長。1985年、ニューヨークに非営利法人ARTNETWORK inc.設立、president。1990年、APA(芸術振興協会)設立、代表。2001年、特定非営利活動法人アートネットワーク・ジャパン設立、代表。主な著作・調査に、共著『フィランソロピーと社会』(ダイヤモンド社)、共著『企業と文化の対話』(東海大学出版会)、「アートの援助システム確立のための基礎研究」(トヨタ財団、日豪交流基金助成)、「アートの情報整備」(セゾン文化財団助成、国際交流基金)、翻訳『NONPROFIT HANDBOOK』(笹川平和財団より委託)、「日本船舶振興会への提言」(博報堂より委託)。多岐にわたる舞台芸術関連の公演・講座・イベント・シンポジウムなどのプロデュースおよび制作を多数手がけている。
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高辻ひろみ(たかつじ ひろみ) [株]資生堂コーポレートコミュニケーション本部企業文化部長
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東京女子大学文理学部心理学科卒業後、(株)資生堂入社。社内機関誌編集、新規事業開発などの業務を担当した後、1997年6月から現職。90年には福原義春『企業は文化のパトロンとなり得るか』(求龍堂)の編集を担当。企業文化部が運営する施設として資生堂ギャラリー(銀座)<http://www.shiseido.co.jp/gallery/html/index.htm>、資生堂アートハウス、資生堂企業資料館(ともに静岡県掛川市)がある。(社)企業メセナ協議会幹事、特定非営利法人アート・ネットワーク・ジャパン理事。
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池上惇(いけがみ じゅん)京都橘女子大学教授 文化政策学部学長
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1933年大阪市生まれ。京都を第二の故郷として、京都大学経済学学部を卒業後、母校の大学院を経て、助手、助教授、教授、学部長などをつとめる。専攻は、文化経済学、財政学で、とくに地域の固有性を活かした創造的まちづくりの研究に没頭。各地のまちづくりの助言や大学での文化政策の講義、大学院での人材育成につとめる。京大退官後は、福井県立大学教授を経て、現在、京都橘女子大学文化政策学部長、教授、経済学博士。主著に、『文化経済学のすすめ』、『生活の芸術化——ラスキン・モリスと現代』、『現代のまちづくり』(共著)、『文化経済学』(共著)、『財政学』、『日本財政論』、『財政思想史』など多数。
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出口正之(でぐち まさゆき)[社]企業メセナ協議会専務理事、総合研究大学院大学教授
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1955年10月生まれ。大阪大学人間科学部卒業。ジョンズ・ホプキンス大学国際フィランソロピー研究員、サントリー文化財団事務局長を経て、1995年より、日本で初めての博士課程だけの大学である国立総合研究大学院大学教育研究交流センター教授に就任。2001年4月より、社団法人企業メセナ協議会専務理事を兼任。専門はメセナ、フィランソロピー、NPO、ボランティア。現在、経済企画庁国民生活審議会総合企画部会特別委員、同NPO制度委員、財務省「地方経済の自立と公共事業に関する研究会」委員などを歴任。75カ国の会員を持つ国際NPO学会<International Society for the Third Sector Research(ISTR)本部米国ジョンズ・ホプキンス大学> のエグゼクティブ・ボードメンバー(常任理事)で、国際ジャーナルVoluntas 編集委員。
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寺脇研(てらわき けん)文化庁文化部長
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1952年、福岡市生まれ。1975年、東京大学法学部卒、文部省入省。初等中等教育局職業教育課長、広島県教育委員会教育長、高等教育局医学教育課長、生涯学習局生涯学習振興課長、文部省大臣官房政策課長を経て、2001年1月より文部科学省大臣官房審議官生涯学習政策担当。2002年8月より文化庁文化部長。著書に『生きてていいの?』(近代文芸社)、『対論・教育をどう変えるか』(学事出版)、『教育の論点』(文藝春秋社)、『21世紀の学校はこうなる』(新潮社)、『どうする学力低下』(PHP)、『なぜ学校に行かせるの?』(日本経済新聞社)、『21世紀へ教育は変わる』(近代文芸社)、『動き始めた教育改革』(主婦の友社)、『何処へ向かう教育改革』(主婦の友社)、『中学生を救う30の方法』(講談社)。日本映画の評論家としても長く活躍している。
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伊藤裕夫(いとう やすお)静岡文化芸術大学文化政策学部芸術文化学科教授
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1948年生まれ。東京大学文学部卒業後、(株)電通入社。プランニング室、PR局企画部を経て、1988年より電通総研に出向、文化政策とアートマネジメント、並びに民間非営利活動を主な研究テーマとして取り組む。2000年4月より現職。他に、明治大学文学部及び桐朋学園短期大学非常勤講師、舞台芸術財団演劇人会議副理事長等を兼務。著書に『文化のパトロネージ』(編著・洋泉社、1991)、『NPOとは何か』(共著・日本経済新聞社、1996)他。
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熊倉純子(くまくら すみこ)TAM運営委員、東京藝術大学音楽環境創造科助教授
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慶應義塾大学および大学院で美術史を専攻し、大学院在学中にフランスに留学。パリ大学で6年間、現代美術論を学ぶ。帰国後、1992年から2002年まで(社)企業メセナ協議会事務局に勤務。企業の芸術文化支援活動の促進に従事する傍ら、アウトリーチ(社会普及活動)や芸術NPO、アーティスト・イン・レジデンスなどの調査研究に携わる。2002年4月より東京芸術大学に新設された音楽環境創造科で社会と芸術を結ぶ人材を養成する。
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黒沢伸(くろさわ しん)金沢21世紀美術館建設事務局学芸員
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1959年、東京生まれ。1989年・1997年 水戸芸術館現代美術センター(茨城県)に学芸員として勤務。プラモデルを巨大化した遊園地の実現「妄想砦のヤノベケンジ (1992)」や19人乗り自転車の制作実験「Her 19th foot」、ことばで作る作品展示会「こんどはことばの展覧会だ (1994)」など、カテゴリーを越えたイベントを展開。また、ボランティア運営など、美術館等における様々な普及活動を手がける。1999年より現職、新世紀の美術館運営を準備中。
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岡部あおみ(おかべ あおみ)武蔵野美術大学芸術文化学科教授
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東京生まれ。国立ルーヴル学院第三課程修了。ポンピドゥー・センター・パリ国立近代美術館特別研究員、メルシャン軽井沢美術館チーフ・キュレーターを経て、現在、武蔵野美術大学芸術文化学科教授。著書 に『ポンピドゥー・センター物語』(紀伊國屋書店)、『マイ・アート / コレクターの現代美術史』(スカイドア、共著)、『大原美術館コレクションの起源』(大原美術館紀要1号、仏語卒論和訳2001)他。アート・マネージメントのサイト<http://apm.musabi.ac.jp/imsc>のカルチャー・パワーを立ち上げる。
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森 司(もり つかさ)TAM運営委員、水戸芸術館現代美術センター学芸員
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開館準備室時代から勤務し、これまで「クリスト展」「長沢英俊展」「絵画考」「野村仁展」「川俣正デイリーニュース」などを手がける。1992年度からは同センターの広報・渉外も担当。共著に『美術館革命』(大日本印刷)、『現代アート入門』(平凡社)がある。ドキュメント2000プロジェクト(松下電器、アサヒビール、日産自動車、日本マクドナルドによる共同メセナ)代表。
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入山功一(いりやま こういち) 梶本音楽事務所事業部長、宮崎国際音楽祭アシスタント・プロデューサー
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東京生まれ。1986年、明治大学法学部卒業。大学在学中より(株)梶本音楽事務所のスタッフとして数々の企画に携わる。これまでに尚美学園短期大学「アート・マネジメント概論」講師、(財)地域創造ステージ・ラボ講師、(社)日本建築学会パネリストをはじめ多くの研修会の講師などを務めた。(社)日本クラシック音楽事業協会アート・マネジメント委員長を経て現在総務委員。1995年より(株)梶本音楽事務所事業部長。1996年より宮崎国際音楽祭アシスタント・プロデューサー。
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武濤京子(たけなみ きょうこ)昭和音楽大学音楽学部音楽芸術運営学科助教授
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音楽教育・普及に関わる財団にて教室運営、コンサート企画、広報プロモーションなどを担当。企業メセナ、アートマネージメント、NPO等について研究。慶應義塾大学アート・プロデュース講座修了。Roosevelt University Walter E. Heller College of Business Administration卒業。経営管理学修士(MBA)。2001年4月より現職。担当は、アートマネージメント概論、経営学概論、芸術運営特講、芸術運営実習など。
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西巻正史(にしまき まさし)TAM運営委員、[株]トッパンホール企画制作部長
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東京生まれ。上智大学卒業後、ワコールに入社。東京・青山のスパイラルホールの企画・制作を準備室時代から担当。1989年社会工学研究所に移り、以来、芸術文化のインフラ整備と具体的なプロデュース活動を行う。また、「ステージラボ」をはじめとした、ホールスタッフ育成事業を企画・実施。1997年より2001年4月まで水戸芸術館コンサートホールATMに勤務。その他昭和音楽芸術学院、東京純心女子大学等でアートマネジメントを教える。2001年5月よりトッパンホール企画制作部長。
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岡部修二(おかべ しゅうじ)トヨタ自動車[株]広報部社会文化室 室長・担当部長
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1973年大阪大学法学部卒。同年トヨタ自動車入社。法務・海外営業・渉外広報部門を経験。その間、米国トヨタで勤務。主要業務は社会貢献・メセナ活動の企画・総括、環境・安全・福祉分野の広報・啓発活動、コミュニケーション企画、全国トヨタ販売店の広報・社会貢献活動の支援。 (社)企業メセナ協議会調査部会長(メセナ白書編集)、同幹事会・幹事、(社)自動車工業会交通安全部会副部会長、(社)自動車工業振興会企画委員、東京国際芸術舞台フェスティバル理事、日本科学技術ジャーナリスト会議監事等、社外でも活動も多数。芸術文化団体・大学・地方自治体・公益法人等での講演活動も多い。
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高萩宏(たかはぎ ひろし)世田谷パブリックシアター制作課長
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東
京大学文学部卒。大学在学中の1976年、劇団夢の遊眠社創立に参加。1988年、東京グローブ座のオープニング・フェスティバルをコーディネイト。英国で開催された「ジャパン・フェスティバル1991」の舞台芸術部門ディレクター。1992年、セゾン文化財団の助成を受けて、米国コロンビア大学に1年間留学し、アーツ・アドミニストレーション・プログラムの研修を受ける。帰国後パナソニック・グローブ座支配人。1997年11月より世田谷パブリックシアター制作課長。
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中村晃也(なかむら こうや)すみだトリフォニーホール事業課長
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1947年神奈川県生まれ。1969年横浜国立大学卒業。米国のアリゾナ大学、インディアナ大学を経て、1985年から神奈川県教員。1992年から「神奈川県立音楽堂」、1996年から「すみだトリフォニーホール」事業課長。日本現代音楽協会、(社)日本作曲家協議会会員。武蔵野音楽大学非常勤講師。
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長田謙一(ながた けんいち)千葉大学教授 教育学部、博士前期課程社会文化学研究科
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1948東京生まれ。東京藝術大学大学院(美学)修了。バウハウス、民芸、美術館、美術教育等の諸問題に即し、芸術の〈近代〉研究を進めると共に、佐倉市立美術館や板橋区立美術館等の美術館教育プログラムや、IZUMIWAKU Project、「さようなら代官山同潤会アパート展」、「芝山野外アート展」等の企画に参画。2000年からは、千葉大学の授業の試みとして学生主導の企画「アートプロジェクト検見川送信所2000/2001/2002」<http://kemipro.e.chiba-u.ac.jp/>を主宰。平成10‐12年度文部省科学研究費「〈美術〉展示空間の成立・変容」代表。
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石原徹(いしはら とおる)愛知県県民生活部文化学事課主任主査
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1981年、愛知県入庁。地方課(現市町村課)、県事務所行政課、北設楽郡設楽町企画ダム対策課(派遣)等を歴任し、主に市町村行政に関する連絡調整、支援等を担当。1997年から1999年まで総務部文化振興局、さらに2002年から組織改編後の県民生活部文化学事課に在職し、現在、「愛知文化芸術行動プラン」策定作業に従事。
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角山紘一(つのやま こういち)[社]企業メセナ協議会事務局長
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京都市出身。1966年(株)資生堂入社。宣伝・広報、社内教育部門を経て、1990年12月より静岡県掛川市で資生堂資料館の開設業務を担当の後、ひきつづき同館および隣接の資生堂アートハウス館長を勤める。1998年2月より(社)企業メセナ協議会に出向し、事務局長に就任。
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