ネットTAM

TAMスタジオ2022開催
次代のアートマネジメントのつながり方

tam-studio-info-20220617.jpg

TAMスタジオ2022は終了しました。
2023年の開催情報は、以下のページをご覧ください。

https://www.nettam.jp/studio/tam-studio-2023/

アートマネジメントの現場にかかわっている人の学びたいことや悩みごと、相談ごとを取り上げ、「みんなが抱える"もやもや"に向き合う」トークセッションを開催します。それを柱に前後で参加者ミーティングとグループワークを実施。アートマネジメントをとりまくさまざまな人・モノの関係性の再構築を試みるとともに、勉強会の実施やTAMスタジオで得た学びをネットTAMのサイト上で共有するためのコンテンツを制作します。

TAMスタジオは通年で開催するプログラムです。トークセッションはリアル開催で2回、ミーティングはオンラインで全5回を予定しています。ファシリテーターにアートトランスレーターの田村かのこさんをお招きします。物事や人をつなぐ牽引役として、TAMスタジオに参画していただきます。トークセッション第1回のゲストはNPO法人芸術公社 代表理事/アートプロデューサーの相馬千秋さん。第2回ゲストも、尊敬する人や憧れの人、刺激を受ける人をお招きしたいと考えています。

ネット TAM では 2021年6月に「TAM スクール」を開催し、アートと社会の関係性をあらたに見つめなおし、アートマネジメントの未来を考えました。その実施を踏まえ、参加者の声をもとに"学びの場"から次段階として「TAM スタジオ」という"つながれる場"をつくります。社会の変化に呼応するように変容し始めているアートマネジメント。 "タテ"にマネジメントするアートマネジメントから新たなアートウーブメント[woven(編まれた)+ment](タテ・ヨコ・ナナメ)の関係性についてさらに踏み込み、それを構築する実験劇場として TAM スタジオを実施し、次世代型アートマネジメントについて考える場をネットTAM に引き続き創出します。

皆さまからのご応募お待ちしています!

開催概要

2022年
7月11日(月)オンライン開催

20:00 - 21:30 キックオフミーティング(1)
オリエンテーション・参加者交流会

7月29日(金)オンライン開催

20:00 - 21:30 参加者ミーティング(2)
トークセッションに向けての事前勉強会

8月20日(土)トヨタ自動車株式会社 東京本社

13:00-15:00 第1回トークセッション
ゲスト:相馬千秋さん[NPO法人芸術公社・代表理事/アートプロデューサー]

15:30-18:00 振り返りミーティング
コンテンツ制作に向けて

9月22日(木)オンライン開催

20:00-21:30参加者ミーティング(3)
コンテンツ制作および次回トークセッションに向けて

2023年
1月23日(月)オンライン開催

20:00-21:30 参加者ミーティング(4)
トークセッションに向けての事前勉強会

2月上中旬 トヨタ自動車株式会社 東京本社

13:00-15:00 第2回トークセッション
ゲスト:未定(参加者ミーティングで決定)
※開催は土日祝のいずれかで予定しています。

15:30-18:00 振り返りミーティング
コンテンツ制作に向けて

3月上旬オンライン開催

参加者ミーティング(5)
コンテンツ制作および総まとめ


参加費:8,000円(交通費&宿泊費は自己負担)

募集人数:15名程度

TAMスタジオ ファシリテーター:
田村かのこ氏[アートトランスレーター]

第1回トークセッション ゲスト:
相馬千秋氏[NPO法人芸術公社 代表理事/アートプロデューサー]

募集要項

対象:以下のいずれかに該当する方

  1. アートマネジメントの現場に携わっている方、かかわったことがある方で、興味関心をお持ちの方。
  2. 芸術文化分野の企画制作の経験がある方

参加条件:

  1. 基本的に全プログラム参加できる方
  2. 申込フォームにある次の3つの質問に回答した方
    (1)参加しようと思った理由を教えてください
    (2)これまで携わった現場をできるだけ具体的にご記載ください
    (3)アートマネジメントに携わる中で、いま感じている課題を具体的にご記載ください

申込方法

下記URLよりお申込みください。

https://pro.form-mailer.jp/fms/a6782578256221

申込締切:

2022年6月26日(日)

参加のご案内:

7月上旬ころ、メールでご連絡します。

応募に関するご質問:

TAMスタジオの応募に関してご質問がある場合はメールでお問合せください。

メール:

いただいたご質問と回答Q&Aとして本記事上で個人が特定されないよう配慮し順次公開いたします。

Q&A

想定されている参加者のアートマネジメントのキャリアはどの程度ですか?

アートマネジメントの現場の経験のある方、現在制作現場にいる方や過去携わっていた方で興味関心のある方であればキャリアの程度は問いません。つながれる場をつくり、人・モノの関係性を再構築していく試みでもあるので、さまざまなキャリアの方々がいる方が望ましいと考えています。また、経験の内容については申込時の質問のご回答で拝見させていただきますが、基本的にどのような現場でも構いません。

美術などのジャンルが多いように思いますが、ジャンルは関係ありますか?

ジャンルは問いません。ジャンルを超えてつながりをつくりたいと思っています。TAMスタジオでのつながりが、参加していただく方々のその後のお仕事や活動にもつながるようなイメージです。

どうしても都合のつかない日程があります。

2回開催されるリアルイベントのトークセッション(8/20[土]開催、第2回は未定)の参加は必須です。オンラインのミーティングにつきましては、どうしても都合がつかない場合は録画で後日共有をしていただくことを考えています。

ゲストプロフィール

田村かのこ[アートトランスレーター]
アート専門の翻訳・通訳者の活動団体「Art Translators Collective」代表。人と文化と言葉の間に立つ媒介者として翻訳の可能性を探りながら、それぞれの場と内容に応じたクリエイティブな対話のあり方を提案している。札幌国際芸術祭2020ではコミュニケーションデザインディレクターとして、展覧会と観客をつなぐ様々な施策を実践。非常勤講師を務める東京藝術大学大学院美術研究科グローバルアートプラクティス専攻では、アーティストのための英語とコミュニケーションの授業を担当している。アーティスト・イン・レジデンスPARADISE AIRメディエーター、NPO法人芸術公社所属。

Photo by: Ittetsu Matsuoka

ビデオメッセージ

相馬千秋[NPO法人芸術公社 代表理事/アートプロデューサー]
シアターコモンズ実行委員長兼ディレクター(2017-現在)。NPO法人芸術公社代表理事。アートプロデューサー。演劇、現代美術、社会関与型アート、VR/ARテクノロジーを用いたメディアアートなど、領域横断的な同時代芸術のキュレーション、プロデュースを専門としている。フェスティバル/トーキョー初代プログラム・ディレクター(2009-2013)、あいちトリエンナーレ2019および国際芸術祭あいち2022パフォーミングアーツ部門キュレーター。2015年フランス共和国芸術文化勲章シュヴァリエ受章、2021年芸術選奨(芸術振興部門・新人賞)受賞。2021年より東京藝術大学大学院美術研究科准教授。2023年にドイツで開催される世界演劇祭テアター・デア・ヴェルト2023のプログラム・ディレクターに就任。

2022年度 目次

TAMスタジオ2022開催
次代のアートマネジメントのつながり方
田村かのこさんビデオメッセージ
第1回トークセッションレポート
ゲスト:相馬千秋 [NPO法人芸術公社・代表理事/アートプロデューサー]
ファシリテーター:
田村かのこ[アートトランスレーター]
地域とアートの交点
アートと地域の交点を地域側から考える
芸術祭
【エリアレポート概要】
文化芸術の地域特性への考察
―石川県、広島県、東京都を事例として―
芸術祭
【金沢エリアレポート】
巡りゆくまち
― 故きを温ね新しきを知る ―
芸術祭
【東京エリアレポート】
企業と行政、大学が織りなすエリアの隆盛
― 渋谷芸術祭を事例として ―
マッピング
アートのお仕事図鑑2.0を作ろう
─アートを作る組織・人々のリサーチ─
Vol.1
「TAMスタジオ 次代のアートマネジメントのつながり方」が目指すもの
──中間報告に代えて
第2回トークセッションレポート
ゲスト:森隆一郎 [アーツカウンシルさいたまプログラムディレクター/合同会社渚と 代表社員]
ファシリテーター:
田村かのこ[アートトランスレーター]
TAMスタジオ参加メンバーへの15の質問
Art Management Paper for TAM
「アートマネジメント」の技術を国内外の高等教育機関カリキュラム比較から考える。
第1回
地域とアートの交点
Q1.「ヨーロッパで活動する作家から見た京都・日本にはどのような魅力があるか?」
対話篇:東野雄樹氏(アーティスト、批評家)
マッピング
アートのお仕事図鑑2.1
─アートなMAP─
Art Management Paper for TAM
「アートマネジメント」の技術を国内外の高等教育機関カリキュラム比較から考える。
第2回
地域とアートの交点
Q2. 地域の活動を支援してきたスポンサーは何を期待するのか?
対話篇:根本ささ奈氏(アサヒグループホールディングス株式会社 コーポレート・コミュニケーション 広報部門)
Art Management Paper for TAM
「アートマネジメント」の技術を国内外の高等教育機関カリキュラム比較から考える。
第3回
地域とアートの交点
Q3. 地域を新しい角度で見るプロジェクトを通して醸成されるものとは?
対話篇:曽我高明氏
Art Management Paper for TAM
「アートマネジメント」の技術を国内外の高等教育機関カリキュラム比較から考える。
第4回
もやもやが消えることはないけれど...
──SETENV(セットエンヴ)入江拓也さんインタビュー
「TAMスタジオ 次代のアートマネジメントのつながり方」を終えて
── 一人だけど、一人でない場所
この記事をシェアする: