ネットTAM


アートのお仕事図鑑2.0を作ろう
─アートを作る組織・人々のリサーチ─

Vol.1

自分たちが抱えている「もやもや」を、少しでも解消すべく参加したトークセッションで、大なり小なりアートにかかわっているにもかかわらず、絶え間なく出てくる知らない団体名やアーティスト。

相馬さんの話を聞き、あらためて「そもそもどんな団体がどんな役割を果たしているの?」「どういうキャリアやつながりを経て、みんなアートマネジメントにかかわるようになったんだろう」また「そもそもどのくらいアートの世界や仕組みを知っているのだろう?」という疑問が湧いた。

一度この機会に広大なアート業界を俯瞰し自分たちなりの整理をつけることができたら、「もやもや」を少しでも解消できるのではないか。

それを発端として、ネットTAMのページである「アートのお仕事図鑑」を自分たちの視点を加え整理・アップデートし、自分たちなりのアート業界の地図をつくる流れとなった。
最終的なゴールとしては、どのような団体・人がアートマネジメントにかかわっているのかを図示、相関関係などといったアートマネジメント業界の見取り図をつくることで、自分たちだけの地図としてだけでなく、今とこれからアートマネジメントにかかわろうとしている人を導いてくれる地図となることを目指している。

今回のvol,1の内容としては、見取り図をつくるうえでの団体や人物を、ジャンルや地域といった基礎情報の整理をGoogleスプレッドシート上で行なっている。

アートのお仕事図鑑リストを見る

※データ元は2022年10月17日時点で表示されているアートのお仕事図鑑 となります。
掲載当時のデータも含まれているため、今後、情報更新をしていきたいと考えています。情報のご提供をいただける方はネットTAM運営事務局「 」までご連絡ください。

使い方

リストの説明
アートのお仕事図鑑のデータを利用した一覧

①項目にあるスライサーについて

場所・組織形態・分野ごとに順番を並び替えることで、自分の希望に近い団体などを閲覧できる。

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※並べ替え機能については、PCのブラウザー(または、スマートフォンの場合はGoogle スプレッドシート アプリ)にてご利用いただけます。
※[AIR]はアーティストレジデンスの略

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②リンクについて

ネットTAMのお仕事図鑑から、どのような団体なのか、どのような人が所属しいているのかなどよりリサーチしやすいようにリンクをさせているので、よりネットTAM内にある情報を探すことができる
(情報は当時提供いただいている情報のままなので、最新のものではないものが含まれている可能性があります)

団体・機関名のURLは公式HPのURLにリンクしています

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氏名のURLはネットTAMの執筆者のURLもしくは、ネットTAM内の記事であるVoices〜みんなの声座〜のURLにリンクしています

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2022年度 目次

TAMスタジオ2022開催
次代のアートマネジメントのつながり方
田村かのこさんビデオメッセージ
第1回トークセッションレポート
ゲスト:相馬千秋 [NPO法人芸術公社・代表理事/アートプロデューサー]
ファシリテーター:
田村かのこ[アートトランスレーター]
地域とアートの交点
アートと地域の交点を地域側から考える
芸術祭
【エリアレポート概要】
文化芸術の地域特性への考察
―石川県、広島県、東京都を事例として―
芸術祭
【金沢エリアレポート】
巡りゆくまち
― 故きを温ね新しきを知る ―
芸術祭
【東京エリアレポート】
企業と行政、大学が織りなすエリアの隆盛
― 渋谷芸術祭を事例として ―
マッピング
アートのお仕事図鑑2.0を作ろう
─アートを作る組織・人々のリサーチ─
Vol.1
「TAMスタジオ 次代のアートマネジメントのつながり方」が目指すもの
──中間報告に代えて
第2回トークセッションレポート
ゲスト:森隆一郎 [アーツカウンシルさいたまプログラムディレクター/合同会社渚と 代表社員]
ファシリテーター:
田村かのこ[アートトランスレーター]
TAMスタジオ参加メンバーへの15の質問
Art Management Paper for TAM
「アートマネジメント」の技術を国内外の高等教育機関カリキュラム比較から考える。
第1回
地域とアートの交点
Q1.「ヨーロッパで活動する作家から見た京都・日本にはどのような魅力があるか?」
対話篇:東野雄樹氏(アーティスト、批評家)
マッピング
アートのお仕事図鑑2.1
─アートなMAP─
Art Management Paper for TAM
「アートマネジメント」の技術を国内外の高等教育機関カリキュラム比較から考える。
第2回
地域とアートの交点
Q2. 地域の活動を支援してきたスポンサーは何を期待するのか?
対話篇:根本ささ奈氏(アサヒグループホールディングス株式会社 コーポレート・コミュニケーション 広報部門)
Art Management Paper for TAM
「アートマネジメント」の技術を国内外の高等教育機関カリキュラム比較から考える。
第3回
地域とアートの交点
Q3. 地域を新しい角度で見るプロジェクトを通して醸成されるものとは?
対話篇:曽我高明氏
Art Management Paper for TAM
「アートマネジメント」の技術を国内外の高等教育機関カリキュラム比較から考える。
第4回
もやもやが消えることはないけれど...
──SETENV(セットエンヴ)入江拓也さんインタビュー
「TAMスタジオ 次代のアートマネジメントのつながり方」を終えて
── 一人だけど、一人でない場所
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