みなとみらいで長年親しまれていた美術館が改装されて戻ってきた。
広い敷地の中にゆったりと佇む美術館。久しぶりに中に入ると広い1階の広間の天井全体から外光が入り,明るく照らされている。その広場を2階の回廊が囲み、いろいろな順路で作品を鑑賞できるオープンさに改めて気づかされる。 

今回はリニューアルオープン記念展として、他の博物館の協力を得て横浜で出土された埴輪や横浜開港時の浮世絵から、さらにアート作品から横浜の変遷をたどるのが興味深い。その後はさまざまな収蔵作品を楽しむことができる。

上矢部町富士山古墳（戸塚区）出土人形埴輪（横浜市指定有形文化財） 横浜市歴史博物館所蔵

イサム・ノグチ、ㇽネ・マグリット、フリーダ・カーロ、フランシス・ベーコン、奈良美智。そしてスプツニ子から若手作家達の作品まで、自由に散策しながら鑑賞できる。

ルネ・マグリット《王様の美術館》1966年 横浜美術館蔵

奈良美智《春少女》2012年　横浜美術館蔵

平林薫《五十一音 いんさつき（平仮名）》　横浜美術館新収蔵作品

こんなに多くの作品を持つ美術館。ふらりと何度でも行きたくなる魅力に満ちている。
ただいま　ヨコハマ！　やはり横浜に欠かせない美術館だ。

（2025年2月7日　事務局：ハマっこJulie.S.S.）