「トヨタロビーコンサートへ行ってきました!」
前回のブログでご紹介しました、第45回トヨタロビーコンサートにネットTAM事務局スタッフがお邪魔してきました。
例年夏と冬に開催されるトヨタ自動車のロビーコンサート。
地域NPOの方々と従業員ボランティアとともにつくり上げているこのコンサートは、地域の皆様との親睦を深めるために1995年から続けている地域貢献活動の一つです。
いつもはキリっとした空気漂うスマートな来客総合受付ロビーも、今夜ばかりは、幅広い年齢の方々でにぎわっていました!
今年の夏のコンサートは沖縄がテーマ!
主演の横目兄弟は太陽の国のアーティストらしい陽気な雰囲気で、開演のあいさつでは当日の強風について「沖縄から台風も連れてきてしまいました!」と冗談交じりに会場をにぎやかしました。
横目兄弟の演奏
横目兄弟は石垣島の白保出身である兄・大通(ひろみち)さんと弟・大哉(ひろや)さんの兄弟島唄ユニット。同じく石垣島出身のアコースティックバンド、BEGINのレコーディングにも参加したという実力派アーティストなのだそう!故郷の民謡に限らず、現代風の楽曲もとりいれる幅広いミュージシャンです。
ステージ横の大きなスクリーンに流れる沖縄の風景と歌詞を追いながら、キーボードで軽やかな音色を奏でる與座陽子さん、ベースの江守正之さんも交え、三線(さんしん)とギターの音色に耳を傾けます。
公演中のアナウンスにはすべて手話通訳がつき、聴覚に障がいをお持ちの方に向けた「ボディソニック 体感音響システム席」(協力:パイオニア株式会社)の用意など、誰もが一緒に音楽を楽しめる工夫があちこちにありました。
沖縄の音楽にほっこりと心が和みつつ休憩時間に入る直前、スペシャルゲストが登場。
なんと、バンクーバーオリンピック・フィギュアスケートで入賞を果たしたトヨタ自動車社員の小塚崇彦さんがスペシャルオリンピックス日本ドリームサポーターとして登壇されました!
会場が一気にざわめく中、「スペシャルオリンピックス」についてお話いただきました。
「オリンピック」「パラリンピック」に比べて意外と知られていない「スペシャルオリンピックス」は、1968年に故・ケネディ大統領の妹のユニス・ケネディ・シュライバーが当時スポーツを楽しむ機会のなかった知的障がいのある人たちに、スポーツを通じて社会参加を応援するために設立されました。
それがなんと今年で設立から50周年を迎えるそうです!
ちょうどオリンピックと重なる時期に開催予定の本大会、次回よりぜひ注目していきたいですね!
休憩後は創作エイサー隊 炎舞太鼓のみなさんが力強いパフォーマンスで会場を熱くさせました!中には立ち上がって一緒に踊りだしてしまう沖縄出身のお客様まで…!「やっぱり島の血が騒いでしまいますね!」と笑顔でコメントされていて、こちらまで楽しくなってしまいました。
色鮮やかな衣装をまとって、おなかにまで響く迫力ある音楽とパフォーマンスを披露!
大人から子どもまで幅広い年齢層のパフォーマーに目が釘付けでした。
公演の最後は近隣の福祉作業所のみなさんから出演者への花束贈呈で締めくくられました。
帰り際にエイブルアートカンパニーの物販ブースにも立ち寄りました。
障がいのある方とのコラボレーションでつくられるかわいい雑貨が所狭しと並び、目移りしてしまいます。今回は沖縄をテーマに、シーサーや南国カラーの目立つにぎやかな雰囲気。夢中になって見ていたもので、うっかり写真をとるのを忘れてしまったほど…
ぜひHPもご覧ください!
むしむしとまとわりつく暑さが続く日でしたが、軽やかなパフォーマンスに魅せられて帰りは心なしか足取りも軽く、夏が楽しみになる夜のひと時でした!
次回のロビーコンサートも楽しみにしたいと思います。
2018年7月5日
事務局:I
【第45回トヨタロビーコンサート】
・出演者:
横目兄弟(よこめきょうだい) / 唄・三線・ギター
與座陽子(よざようこ) / キーボード
江守正之(えもりまさゆき) / ベース
創作エイサー隊 炎舞太鼓(そうさくえいさーたい えんぶだいこ) / 演舞