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トヨタロビーコンサートに行ってきました!

ネットTAM運営事務局スタッフで
トヨタのロビーコンサートに行ってきました。
どのようなコンサートなのか?
ネットTAMをご利用のみなさまにとっても
興味のあるところだと思いますので、
ロビーコンサートご担当の方に伺ったお話とともに
今回はその様子を少しだけご紹介します。

ご存じの方も多いと思いますが、
ネットTAMはトヨタ自動車(株)が芸術・文化を通じた
社会貢献活動の一環として運営されています。
トヨタロビーコンサートも同様で、
1995年から年2回地域貢献活動として開催されています。
気軽に質の高い音楽を楽しんでいただくことを目的としています。

ステージピアノ.JPG

水道橋の東京ドーム至近、文京区小石川後楽園に隣接する
トヨタ自動車東京本社ビルの1階ロビーが会場です。
普段はトヨタの自動車がロビー全面に数台展示されているのですが、
この日はすべて客席となっていました。
入口が会場後方となり、ステージとなっている会場奥側は、
全面ガラス張りの壁面から、隣接する小石川後楽園の借景が
日の暮れるまで楽しむことができます。

会場は大勢の人で埋め尽くされていました。
―――今回の来場者数は360名でした。

会場後方より.JPG

コンサートの内容は次の通り。
1. オープニング・アクト:金子芽生(アルパ)
  ムーンリバー:ヘンリー・マンシーニ
  ラ・ビキーナ:アールエフガソン
2. 清塚信也 ピアノソロ
  ノクターン第2番 作品9-2:ショパン
  英雄ポロネーズ:ショパン
  ガーシュウィン・メドレー:清塚信也編

3. 清塚信也(ピアノ)+山本翔平(ヴァイオリン)
  ヴァイオリンソナタ第1番『雨の歌』作品78~第1楽章~:ブラームス
  愛の悲しみ:クライスラー
  チャルダッシュ:モンティ

清塚さんと山本さんが実は幼馴染だったというエピソードと
清塚さんの軽快なトークがからみながら
最後のアンコールまで、大変盛り上がりました。


会場に行くと、スタッフの数も動きも大変充実しているのと、
福祉関係のお客様が大勢参加されていたのがとても特徴的でした。
―――スタッフは社員ボランティアと地域のNPOをはじめとする
   ボランティアセンターの方々にご協力をいただいています。
   社員ボランティアは社内で募集し、毎回20~25名程度が参加しています。
   毎回近隣地区の住民、企業、福祉作業所、盲学校、老人ホームの皆さまを
   ご招待しています。


席にはプログラムとともに自動車の形のクッキーが置いてありました!
―――愛知県豊田市にある障がいのある方々の就労支援施設
   「豊田市さくらワークス」さんが生産されています。
   自動車の部品づくりとともにクッキーの生産販売も行っています。

車のクッキー.JPG

ステージ横では、「笑顔」をテーマに、
東北に所縁のある作品類の展示・販売を行っていました。

展示販売.JPG

企業に限らず、公共の場やあらゆるロビーを活用した無料のコンサートは
いろいろな目的とともに日本中多く実施されています。
運営方法もさまざまですが、それぞれをのぞいてみると
大変興味深く、この情報を集めるだけでも研究テーマの一つになりそうですね。
みなさまのご意見ぜひお聞かせください。

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