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【はじめての寄付物語】 寄付が税制優遇の対象になる団体、ならない団体

B donation 6.jpg こんにちは、B男です。
僕のところにも届きました、
東日本大震災 芸術・文化による復興支援ファンド「GBFund」からの領収証。
確定申告すれば税制優遇を受けられるんだね。
僕は自営業だから確定申告の経験はある。
申告は年が明けてから
書類をきちんと保管しておこう。

ところで、僕はGBFundとは違うアートNPO団体にも寄付をしたんだ。
友人が運営に参加している団体で、彼から頼まれて。
それに関しても税制優遇を受けられるのかと思っていたら違うらしい。
なぜならその団体は「認定」NPO法人じゃないから。
つまり、すべての寄付が対象になるわけではないんだって。
特定公益増進法人、それから認定NPOへの寄付なら対象となる。
それ以外の団体やNPOへの寄付は「一般寄付金」といって、
対象にはならないことが多いということを初めて知ったよ。
もちろん、だからとって寄付しなきゃよかったと思っているわけじゃない。
でも優遇措置を受けたいと考えるなら、寄付をするときに、
その団体が対象になるかどうか確認しておいた方がいいということだね。
それにしても税金っていろいろとややこしいね。
気になってちょっと調べたら、次のこともわかったよ。
(1)個人が寄付をした場合、受けられる税制優遇には「所得控除」と「税額控除」がある。
(2)どちらにするかは寄付者が選べる。
(3)多くの場合、「税額控除」を選んだ方が税額が少なくなる。
(4)法人が寄付した場合にも優遇措置を受けられる。
(5)相続財産を寄付した場合も優遇措置を受けられる。
(4)と(5)はいまのところ僕には関係なさそうだけど、
(1)〜(3)は覚えておいた方がいいみたいだ。
忘れっぽい僕だけど、確定申告までは頭に入れておこう。

今日のポイント!

tane muji.jpgのサムネール画像

B男はよいところに気づいたようじゃ。
税金はなにかとわかりにくいことが多いな。
そもそも税制優遇とは何?という人は、
ネットTAMのこちらのページがとても参考になるぞ。
国税庁のページにもたくさん説明があるから、
より詳しくなろうという人はぜひ見ておくれ。
寄付が税制優遇の対象になる団体かどうかをどう見分けるかって?
簡単なのは団体に聞いてみることじゃな。
いまはウェブサイトで寄付を集める団体も多く、
「税制優遇の対象になります」などの説明があることも多い。
アート活動への寄付を考えているなら、
事前にチェックしておきたい情報じゃな。
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