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ひののんフィクション2010

1月30日(日)旧蚕糸試験場 日野桑園跡「自然体験広場」で開催された、ひののんフィクション2010「地域におけるアートプロジェクトの現在」に行ってきました。

hononon1.jpgJR日野駅到着。気温が都心と比べ1・2度、低く、空気がぴりりと引き締まっています。
会場まで、散策(迷う)すると、「水が綺麗だな~」とWが一言。
昔ながらの水路が巡っていて、家の周りを綺麗な水が流れています。


第1部「ひののんフィクション2010を振返る」
「ひののんフィクション」では、アーティストと地域で活動する団体が連携して、旧蚕糸試験場にて4つのプロジェクトを開催。参加したアーティスト、地域団体が、実施したプロジェクトを紹介しながら、地域活動とアートが交わることの意義についてお話してくださいました。
違う考え方や、アプローチ方法(アーティスト)が加わると、今までにない場所の見え方がしてきたようです。

第2部「地域×アートプロジェクト」
日野市役所企画部長、参加アーティスト 大巻伸嗣さん、トヨタアートマネジメント講座(TAM)のディレクターの熊倉さん(現東京芸術大学教授)、森さん(東京アートポイントプログラムディレクター)、長田先生(首都大学東京教授)等、アートマネジメントの専門家、それぞれの立場から、「ひののん」をはじめ、全国各地で行なわれている大小様々のアートプロジェクトの可能性についてお話くださいました。
あらゆる角度からのお話が聞くことができて、アートプロジェクトを立体的に捉えることができて面白かったです。

このシンポジウムを支える首都大学東京の学生の皆さん。
受付や全体の進行、撮影を難なくこなし授業の一環で始まったこのプロジェクトを、わかりやすい言葉で説明してくれました。
学生時代の自分と比べて・・・、いやいや、社会人〇年目の今でもこんなしっかりとできる自信はありません。

また、実際プロジェクトが行なわれた場所にいくと、どうしてこうしたことが起こったのか?ということが空気や場所からわかることができるので、一見は百聞にしかずを実感しました。
hinonon2.jpg「アートなんか」「アートで地域なんか変わるのか」という社会の中で、アートが社会に必要不可欠で、アートマネジメントが大事であることを示し続けてきた、長田先生や、森さん、熊倉さんなどのフロンティア世代の方々。着実に実績をしめしてきた大小様々なアートプロジェクトを推進、サポートしてきた全国各地のアートマネージャー。
その世代の指導や思いを受け止め、しっかりと育っている学生さんを垣間見、W&Uは未来への期待に胸をふくらまし、日野を後にしました。

ひののんフィクション: http://www.2010.hinonon.net/
東京アートポイント計画: http://www.bh-project.jp/artpoint/
東京都 文化発信プロジェクト: http://www.bh-project.jp/
首都大学東京 システムデザイン学部: http://www.sd.tmu.ac.jp/

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