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【リスク・マネジメント】ドイツの大規模音楽イベント「ラブパレード」、大混雑で死者19名負傷者340名

7/15ブログ「発生した過去の事故から防止策を学ぶこと」…「アートのリスク・マネジメント入門(3)」よりで、今後アート系イベントの事故例等をネットTAMでも蓄積していきたい旨書きました。

本日、ドイツで開催されてきた世界最大規模のレイブ「ラブパレード」で、7/24に死者19名負傷者340名の大きな事故が発生したとのニュースが入りました。

事故原因は今後詳しく調査されるようですが、貨物駅跡地を利用した屋外会場に向かうトンネルの中が予想以上の人出で大混雑し、将棋倒しや圧迫などで大パニックとなったことが大きな原因とのこと。

Wikipedia「ラブパレ―ド」が、原因含めいち早く事故について掲載しています。

現在掲載中の「アートのリスク・マネジメント(3)」では、「上演系と展示系に共通していえる重要なリスク・マネジメントのひとつに、イベントでの観客誘導や上演中の観客の誘導方法がある」との指摘がありました。対策は「主催者が過去にアートの企画をどのくらい経験していて、そのノウハウをどれだけ持っているか、その防止のため、あらかじめ十分な準備ができているかどうか」とのこと。


今回の事故の犠牲者のご冥福をお祈りするとともに、同じような事故が起きないよう、われわれもこの事故から学ばねばと思います。


 

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