福岡・未来型雑居ビル「紺屋2023」&「ART BASE 88/西天神芸術センター」訪問記
少し間が空きましたが、九州訪問記のラストをアップいたします。
3/27(土)夕方、事務局のU野とW林は長崎県波佐見町から帰福。
その足で、第57回コラム&第5回TAMSEEDを書いてくださった「ART BASE88」の宮本初音さんを訪ねました。
目指すは、コラムにも登場した、中央区大名の紺屋町にある未来型雑居ビル「紺屋2023」。天神バスセンターから宮本さんに「今からうかがいます」の電話をしたところ、「徒歩10分程度。でもみんな必ず迷う」とのこと。
この言葉に俄然はりきるU野(ただついていくだけのW)、商店街をぬけて10分ちょっとで無事到着しました!
「紺屋2003」エントランス
おお、かっこいい。さすがアート系、クリエイティブ系なディレクターが多数揃う「未来の雑居ビル」。
さっそく宮本さんのオフィスを訪ねると...ありました、306号室!ここです!「ART BASE88」。
中にお邪魔すると・・・なんとおこたもあって、わが家のようにくつろいでしまいそうな、すてきなオフィス。
「西天神芸術センター」機能もばっちり↓たくさんのチラシや情報が集積されています。
宮本さんが、紺屋を案内してくださいました。同じ階の別の部屋の前を通り過ぎると、窓越しに若い男子がたくさん見えました。熱気がもれてくるようです。映像分野に関心のある人がよく集まっているとのこと。
2階の「konya gallery」に行きました。「Life Map」という大変興味をそそられる展覧会を開催中でした(しまった!開催中にブログアップしたかったな...)。主催者のNPO法人まるさんをご紹介いただきました。
↑ギャラリー入口付近。作品も売っています。かなりすてきなカップが多数(左端の棚)。展示の様子は掲載できないので、以下、展覧会のチラシです(右下葉書)。
空港への出発時間まで残り30分。ここで、1階にある宮本さんオススメのイタリアン「kasa かさ」へ。カウンターもテーブルも、お客さんでいっぱいです。黒板にたくさん並ぶおいしそうなメニューに目移りしましたが、宮本さんが30分で食べられるものをちゃちゃっとチョイスしてくださいました。
ほんとうに、どれもおいしかったです。食べることと宮本さんとの話しに夢中で、写真に撮り忘れたものも。正式なメニュー名を記憶してきませんでしたが、上記は茄子+ゴルゴンゾーラ、サラミ、白子+オリーブオイル。また来ようと自分に誓いました。
おいしいものをいただきながら、「福岡をハブとしてアートの輪を広げていく」という宮本さんのお話を聞けて楽しいひと時でした。紺屋2023は、スペースとして、おいしいご飯を食べる場所、ギャラリースペース、各種事務所が一緒の場所にあることがいいなあと思いました。
宮本さん、お忙しい中、出張前のアドバイスから当日のご案内まで、ほんとうにありがとうございました!(最後バタバタと失礼しましたが、どうにか奇跡的に!飛行機に間に合いました)。
今回の九州訪問で思ったこと。
九州という土地を今回の訪問地だけで判断していいのかわからないのですが、体力があるというか、のりしろがあるというか、ぎちぎちになってしまってないところがとてもいいと思いました。「アート」というとき、普段東京にいると、人とのつながりをなかなか考えないのですが、やはりアートは人が作り出すものなんだなぁと感じました。
とてもゆたかな時間をいただきました。
紺屋関連のチラシ