コンカリーニョが「平成21年度北海道地域文化選奨」受賞!
第28回リレーコラムを書いてくださった斎藤ちずさんが理事長をおつとめのNPO法人コンカリーニョが、このたび、「平成21年度北海道地域文化選奨」を受賞されました。
おめでとうございます!!
本賞は、道内各地で地域に誇りと愛着をもって文化活動や文化支援活動に取り組む個人や団体・民間企業の方々の活動を広く道民に紹介し、その活動が地域の牽引力としてますます大きく広がっていくことを期待して、北海道が贈呈しているもの。今年で17回目を数え、過去の受賞団体を見ると、北海道の文化の厚みを実感します。賞は、「北海道地域文化選奨」(1件)、「北海道地域文化選奨特別賞」(2件)があり、民間企業等が受賞する場合は併せて「企業市民文化賞」として顕彰するそうです。
「実績のみならず、今後においても地域に活力を与えながら一層の発展を期待できるユニークで魅力あふれる活動をしている方々を対象にしている点」が特徴だそうで、選考にあたっては、当該活動が地域の文化振興にどのような影響を与えているか、地域にどういった波及効果をもたらしているか、文化的なイメージアップをはじめ地域に活動が定着しているか等が基準となっています。
受賞理由は以下の通り(北海道地域文化選奨WEBより)。
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平成7年から、昭和初期建造の石造倉庫を活用したフリースペース「コンカリーニョ」で、演劇、音楽、ダンスなど様々な演目による活動を展開し、都市開発により「コンカリーニョ」が閉鎖となった後は、地元商店街と協働でイベントを行うなどの地域密着型の活動を継続していました。平成15年に特定非営利活動法人の認証を受け、平成18年には前身の「コンカリーニョ」と同じ立地場所に民間支援1,600万円など多くの支援を受け「生活支援型文化施設コンカリーニョ」を再建。劇場の内外を使って音楽、パフォーマンスなどを楽しむ「コンカリ夏祭り」、地元商店街でのイベント「琴似あーとdeバザール」、演劇を活かしたまちづくり「温故知新音楽劇づくり」など、多種多様な活動を行っています。地域の活性化や世代間交流の促進を担うとともに、地域の文化活動の活性化と促進に大きく貢献しており、今後より一層多彩な活動が期待されます。
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コンカリーニョの皆さん、受賞おめでとうございます!
これからも、北の大地からパワーあふれる活動を発信し続けてください。楽しみです。
▼NPO法人コンカリーニョ(北海道・札幌) http://www.concarino.or.jp/npo/
▼生活支援型文化施設「コンカリーニョ」(シアター) http://www.concarino.or.jp/
▼「平成21年度北海道地域文化選奨」 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/sbs/kenshow2