「日本列島知恵プロジェクト」
新聞を読んでいたら気になる記事に遭遇。
日本ロレックスの「日本列島知恵プロジェクト」。早速WEBにアクセスしてみると・・・おもしろそう!
感じてきたことを形にしていく、その方法がうまいなあ----なあんてお堅い話ではなくて、素直に中身に興味をもちました。
▼美しい日本の生活文化と豊かな未来を求めて
「日本列島知恵プロジェクト」
以下、同プロジェクトWEBの「コンセプト」ページから。
島国である日本は自然と共生する伝統的な知恵の宝庫である、といったことをよく耳にします。ところが一方で、そうした知恵はほとんど失われつつある、といった残念な声も聞こえてきます。「日本列島 知恵プロジェクト」は、日本の伝統的な知恵を求め、どんな地域にどんな知恵があるのか、あるいはどんな地域にあった知恵が、どんな理由で失われてしまったのかを地道に取材・検証していこうとするプロジェクトです。とはいえ私たちは研究者ではないので、そのテーマを学術的なクオリティで追求していくことはできませんし、それを目的にしているわけではありません。
私たちが興味をもっているのは、知恵の向こう側にある人々の営みです。それは伝統的な生活文化と言い替えてもいいでしょう。知恵にあふれた生活文化は、どれほど豊かで、快適で、美しいものなのか......写真家の中村征夫さんと日本ロレックスの社長、ブルース・R・ベイリーを中心に、いろいろな縁が重なり出会った仲間が思いを一つにして、日本列島に伝わる知恵を探る旅をはじめることになりました。
その旅の目的地を、中村征夫さんは全国の仲間から寄せられた「伝統漁法」が残る沿岸の町に求めることにしました。佐渡島のサンマ手づかみ漁、有明海沿岸域に伝わる石干見漁、能登半島の甘エビの籠漁など日本には今もそれぞれの沿岸域ならではの伝統的な漁法が受け継がれているところがたくさんあります。それらの漁法に共通していることは、漁師達の海、自然に対する畏敬と理解から生まれたものであるということ......だから伝統漁法が守られているところには、きっと豊かな生活文化が息づいているに違いありません。
伝統漁法をはじめ、日本列島のさまざまな懐かしい風景の中に、日本ならではの伝統的な知恵を見つける旅......「日本列島 知恵プロジェクト」は、3年をめどにスタートしたばかりです。プロジェクトに協力してくれる仲間の輪も広がっています。女優の鶴田真由さんも、彼女ならではの視点で旅の計画をすすめています。
それぞれの旅の過程は、本ウェブサイトや様々なメディアを通じて定期的に報告していきます。皆様には、プロジェクトへの定期的なチェックをぜひお願いいたします。そこには、きっと私たちの未来に役立つヒントがあふれているはずです。