ヒトミテ:最新動画はNPO「harappa」(青森)畠山秀文さんインタビュー(前編)
「トヨタ芸術環境KAIZENプロジェクト」の最終選考会出場団体ヒトミテが、着々と動画をアップしています。昨年10月の第1回目から数えて、ここまでに31のインタビュー動画をエントリー。
本日アップされた最新動画は、青森県にあるNPO法人「harappa」の畠山秀文さんへのインタビューです。ぜひご覧ください。
応募時の企画書に書いてあり公開プレゼンでも言及のあった、「アートマネジメントにまったく興味がないユーザーにも興味を持ってもらえるコンテンツを挿入」 という部分も、確実に対応しています。
例えば、先のアメリカ大統領選で脚光を浴びた「オバマを勝手に応援する会代表」の藤原清次さんや、昨今の婚活ブームでも取り上げられる“縁結びの神様”「今戸神社」の市野惠子さん、いまや秋田県民で知らない人はいないといわれる秋田県のご当地ヒーロー「超神ネイガー」を作りあげた(株)正義の味方の海老名保さんなど。
一見アートマネジメントと無縁のようですが、「どんな仕掛けが○○を有名にしたのか?」という問いへの回答や、運営の工夫点などは、アートの分野にもおおいに参考になります。これがヒトミテのめざすところでしょう。「超人ネイガー」で検索して偶然ヒトミテサイトにたどり着いた人が、「アートマネジメントって何?」と思ってくれたらしめたものなわけで。
わたくしはといえば・・・「超人ネイガー」のヒトミテ動画をみたらネイガーが気になってしまい、サイト検索。
・・・秋田県民の、秋田県民による、秋田県民のためのヒーロー計画。秋田の平和どご守るため、ごしゃでけれ!ネイガー!!・・・すごいぞ、秋田!行きたい。
ヒトミテ動画は、アートマネジメントやアートだけでなく、地域そのものへの関心も掘り起こしているのではと思いました。