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書籍の紹介:『アート・インダストリー』

昨日に続き、書籍の紹介です。

Arts and Culture Library 1 
『アート・インダストリー ~究極のコモディティーを求めて』
辛 美沙【著】
四六判並製/320頁 定価 1680円(本体1600円+税) 美学出版

第3部の「アーティストのキャリア」は、東京芸術大学 アート・アドミニストレ−ションの講義がベース。「職業としてのアーティスト」の項では、「プロのアーティストとは」「準備はできているか」「最初の第一歩」等がレクチャーされています。こういう視点の解説は現場をよく知る著者ならでは。同時に、アートを支える側の仕組み(マネジメント)についても解説されています。どちらをめざす人にも、参考になると思います。

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■主要目次
1.アート・インダストリー:アートの世界は変わった
2.インタビュー アートの仕事術
 ●アートとは思わぬところに立ち現れるものである
  ハンス・ウルリッヒ・オブリスト × 辛 美沙
 ●批評を批評する リチャード・ヴァイン × 辛 美沙
 ●アーティストはタフなビジネス キム・スージャ × 辛 美沙  
3.アーティストのキャリア:
 東京芸術大学 アート・アドミニストレ−ションの授業から
 【1】アートワールドへのイントロダクション
 【2】プレゼンテーション
 【3】職業としてのアーティスト 
 【4】アートと経済の関係
 【5】マーケティングとアート
 【6】アートの広報活動
 【7】ファンディングについて

■著者
辛 美沙(Misa Shin)
Misa Shin & Co. 代表。アートフェア東京 エグゼクティブ・ディレクター。インヴィジブルな価値がヴィジブルに成立するためのマネジメントを専門とするアート・インプレザリオ。アートならびに建築関連プロジェクトのコンサルテーションおよびマネジメントに関わる。1990-99年ニューヨークでギャラリーの運営、アート専門のPR&ファンドレイジングに携わる。9年拠点を東京に移し、アーティスト・イン・レジデンスの運営、森美術館等を経て現職。2000-2008年まで東京芸術大学においてアート・アドミニストレーションの教鞭をとる。ニューヨーク大学大学院芸術経営学修士取得。

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