ネットTAM


京都メディフェス(市民メディア全国交流集会)

先日京都に行った際、第37回リレーコラムを書いてくださった大山一行さんの同時代ギャラリーにうかがいました。アポなし訪問ゆえ、残念ながら大山さんにはお目にかかれなかったのですが、本日メールをいただきました。筆者が訪ねた日は、ギャラリーからほど近い京都市役所前地下街「ゼスト御池」で「京都メディフェス 映像祭inゼスト御池」の準備に忙しくされていたそうです。

「映像を切り口とした新たな展開を多極的に進めたい」と、コラムで紹介のあったラジオのほうの関係で、メディフェスにかかわっておられるとのこと。メディフェス、本日オープンだそうです!シンポジウムやワークショップ、STICKAMによるライブ中継など、市民メディアに関するプログラム多数。 ※前回メディフェス(サミット)については、第36回リレーコラムNPO法人さっぽろ村コミュニティ工房の加藤さんが触れておられます。

▼第6回市民メディア全国交流集会「京都メディフェス--つかう・えらぶ・つくる~十人十メディア時代~」 (2008年9/12[金]~9/14日[日])

・・・せっかくなので同時代ギャラリー訪問記を。

「よし、現地で、も一度読むぞ」とプリントアウトした大山さんのリレーコラムを携えて京都三条通に向かうと・・・・・ありました、「オレンジ色の建物」。2つの☆型の窓?が目立ちます。付近には大勢の若者がいて「にぎやかな人気スポット」という説明どおりです。コラムに書いてあった「毎日新聞社京都支局」についての説明板を発見。見るからに、「京都市登録有形文化財に指定されている古い建物」。独特の雰囲気を醸し出してます。

080906_141801.jpg

コラムのとおり「ギャラリーなんて一度も入ったことのない普通の人が、ふらりと入れる敷居の低さ」でした。むしろ、にぎわっているので自然と入ってみたくなる感じです。ギャラリーでは「伝統の虫」展(京都工芸繊維大学学生と京都の伝統工芸職人とのコラボレーション企画)を開催中でした。入口のショップにも入りやすい。

最後は、「かつての廃墟のようなムードを残している」という、地下のカフェアンデパンダンでお茶タイム。ここで、もう一度ゆっくりと大山さんのコラムを読み直しました。「アーティスト+コレクター+ギャラリーの三位一体の成長」というギャラリーの本質的な課題を、大山さんはコラムの最後にあえて書いてくださっていましたが、現場に来て何よりも感じたのは、三条御幸町のにぎわい創出に果たしてきた同時代ギャラリー、1928ビルの役割でした。まちの成長とともにあるギャラリー、でした。

この記事をシェアする: