フィリップ・コトラー氏のインタビュー記事
3/29の本ブログで紹介したアートマネジメントポータルサイト「Arts Management Network」(ドイツ)の今月号のニューズレターに、マーケティング界の大御所であるフィリップ・コトラー氏のインタビューが掲載されています。コトラー氏は、非営利組織や芸術分野のマーケティングに精通する数少ない専門家。
短いインタビュー記事ですが、「顧客志向」のマーケティングの重要性について語っています。プログラムを発展させるには、オーディエンスを、"受身の観客"ではなく積極的に関わる(active)パートナーにしなければならないとも。
▼ Arts Management Network (ニューズレターはPDFで配信されます。定期購読可能。バックナンバーは1か月遅れでサイトに掲載されます)
そういえば、ネットTAMアートマネジメント事始め「アートマーケティング入門」で、河島先生がコトラー氏の著書『Standing Room Only』を推薦されていました。日本語で読める本では、既に六版を数える『非営利組織のマーケティング戦略』(第一法規)、昨年刊行された『ミュージアム・マーケティング』(第一法規)などがあります。
どれも分厚いです・・・
【8/5追記】 『コトラーのマーケティング・コンセプト』(東洋経済新報社)という本もあります。今日のマーケティングで最も重要と思われる80の基本コンセプト(広告、ブランド、変化、創造性、デザイン、成功と失敗・・・・等々)についての解説書。各項目がコンパクトにまとめられているので、ビギナーにも入りやすい内容。