KAIZEN審査員訪問記【2】
「トヨタ芸術環境KAIZENプロジェクト」の審査員を引き受けてくださった佐東範一さん(NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク 代表/NPO法人アートNPOリンク 理事長)にお目にかかった。8回目を数える「踊りに行くぜ!!」の全巡回地公演が終了したのもつかの間、早くも忙しく各地を回られているとのことだった。
日本におけるコンテンポラリーダンスの環境を整備すべく、全国各地のダンス関係者のゆるやかなネットワークを形成された佐東さん。いまやJCDNは、ネットワーク型アートNPOの代表格だ。加えて、日本初のインターネットによるダンス予約システム「JCDNダンスリザーブ」を開発されるなど(日経新聞1面に掲載された!)、まさにKAIZENの先達である。ということで、今回の審査員をお願いさせていただいた次第だ。
「どんな応募案件を想定しているんですか?」、「公開プレゼンに2名参加できるのはいいですね。後でプレゼンを自己評価しあえる。一人だと、行ってきたよで終わっちゃうし」、「小さな改善点はいっぱいあるけれど、何かこう大きい、根本的な課題解決につながるものがいいですね」、「××や△△に告知を協力してもらっては?」などなど、さまざまなご意見をくださる。
・・・・・しばらくすると、佐東さん、思案ポーズに・・・。
・・・・・佐東さんご自身が、KAIZEN案を考えておられた!
お昼を食べながら・・・食べ終わってからも、いろいろと考えを巡らせてくださる佐東さんであった。かなり深~いKAIZEN案だった。
佐東さん、今日はお忙しい中ありがとうございました。訪問記どころか、ご足労いただいてしまい恐縮でした。引き続きよろしくお願いいたします。