トヨタ社会貢献活動事例集『Neighbors』（ネイバーズ）の最新号が発行されました（2007年10月、第5号）。各国での活動事例をまとめた冊子です。今回は「財団」の活動を主に特集。トヨタ自動車における財団活動の歴史や設立時の展望、世界におけるトヨタ系財団の活動について紹介しています。

最新号。PDFファイルをダウンロードしていただけます。

以下、巻頭言より。

・・・・・社会貢献活動への取組みを継続的に社会にコミットする手段のひとつとして、「財団」の設立があります。1974年にトヨタ財団が日本で設立されましたが、その背景には、「企業が今日あるのは、社会の恩恵を受けてであり、そのお返しとして広く公共のお役に立つことをしたいと考えるのは、ごく自然のことであり財団の設立はその一つの方法である」という考え方があります。この理念の重要性は今も変わりません。その後30年余り、グローバル化の進展につれトヨタの海外事業も拡大し、それに伴って合計9つの財団が海外各国で設立されていきました。今回は特集として、これらトヨタの財団に光を当てその活動をご紹介することと致しました。皆さまが活躍されている各地域にふさわしい社会貢献の「かたち」とは何かを考える際の参考として少しでも役立てば幸甚です。　（トヨタ自動車株式会社社会貢献委員会委員長／取締役社長　渡辺捷昭）