本日3月17日の日経新聞朝刊に記事掲載
本日の日本経済新聞朝刊文化面に、トヨタ・アートマネジメントフォーラムの記事が掲載されました。
記事は、「アートNPO」に焦点をあてたもの。フォーラムに参加した分科会企画運営団体は、今回のために結成された実行委員会（分科会F）以外、5団体すべてがアートNPOだったこともあり（うち4団体がNPO法人）、分科会個別のテーマを越えた共通点、芸術文化を担う"主体"について分析されています。
詳細は記事に譲りますが、最後に指摘されている「市場経済のルールだけでは維持できない社会事業をNPOを通じて支える仕組みづくり」は、確かに急務。（この"社会事業"には非営利アート、文化振興も含まれるかと思います）。 「住民自治の伝統が強固な米国」では市民中心にNPOを支える形ですが、社会・経済システム、歴史的背景、法律が異なる日本においては、国や地方自治体、企業もそれぞれにこの"NPOを通じて社会事業を支える仕組みづくり"、社会事業・文化振興を下支えする"NPOの基盤強化"に積極的に関わっていく必要があるのではないでしょうか。今回の記事をきっかけに、現場の現状に対応した日本型NPO（支援）制度の整備について、アート分野でももっと議論が盛り上がればなあと思います。
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記事を執筆された日経新聞文化部編集委員の内田洋一さんは、長丁場のフォーラムを終日取材してくださいましたが、なんと事前取材にも来てくださいました。現場に足を運び、関係者に直接話を聞いて、時間をかけて取材された内容が記事になる―ありがたいことです。当たり前のことのように思えますが、そういうプロセスがないこともあるわけで・・・こちらも勉強になりました。（内田さんはTAM開始＆終了時も取材→記事にしてくださいました）
ご参考まで、今回の記事に関する情報をリンクします。
■「トヨタ・アートマネジメントフォーラム」参加アートNPO
・NPO法人アートNPOリンク http://arts-npo.org/
・NPO法人芸術資源開発機構（ARDA） http://www.arda.jp/
・NPO法人福岡パフォーミングアーツプロジェクト（FPAP） http://www.fpap.jp/
・NPO法人プラス・アーツ http://plusarts.exblog.jp/
・子どもとアーティストの出会い http://kodomodeai.exblog.jp/
■フェスティバルゲートについて
（分科会Dに関するアートNPOリンクブログ投稿から）
■NPO法人アートネットワーク・ジャパン
■企業メセナ協議会 アートNPO研究報告書『企業メセナの新たな展開 ?アートNPOとの連携』
http://www.mecenat.or.jp/news/publications/reports.html#artnpo
■NPO法人認証数
http://www.npo-homepage.go.jp/data/pref.html【都道府県別】
http://www.npo-homepage.go.jp/data/bunnya.html【活動分野別】
■認定NPO制度
