堤 康彦
つつみ やすひこ
NPO法人 芸術家と子どもたち 代表
1965年東京生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。87~97年、東京ガス(株)に勤務。その間に超高層ビルの建設運営業務に携わり、そこのホールやギャラリーで「パークタワー・アートプログラム」として、音楽やダンスの舞台公演や美術展覧会を数多くプロデュース。若手振付家が新作を競演する企画「ネクストダンスフェスティバル」は、97年度のメセナ大賞普及賞を受賞。その後、芸術普及NPO「アーツフォーラム・ジャパン」や大阪府立大型児童館「ビッグバン」の勤務を経て、99年秋から「エイジアス」を企画構想、00年7月からスタートさせる。活動の拡大に伴い、01年7月「特定非営利活動法人芸術家と子どもたち」を設立、代表を務める。03年3月、エイジアスを中心とする団体の活動が認められ、「アサヒビール芸術賞」を受賞。04年8月からは、東京都豊島区の廃校となった中学校(にしすがも創造舎)に拠点を移し、区との協働のもと、地域向けプロジェクト「ACTION!」を始動。学校教育と地域(まち)という2つのフィールドで子どもに関わる事業を展開している。著書に、「子どもたちの想像力を育む アート教育の思想と実践」(共著/佐藤学・今井康雄編 /東京大学出版会)、「子どもたちのコミュニケーションを育てる」(共著/秋田喜代美編/教育開発研究所・教職研修増刊)。